人間関係の心理学。。。

人間関係の心理学。。。

こんばんは^^今日は、インターネットで目についた一説を書きますね^^ (末永)

愛でする仕事術
能力開発研究家のデニス・ウェイトリー博士は、
「愛する」ということを、実に端的に説明してくれています。

恋人達に向けての話の中で、この話をされているのですが、
仕事の人間関係にとっても、とても大切なことです。

博士によると、愛する(LOVE)ということには、四つのことが大切だとおっしゃいます。

L:Listen(聞く)
O:Overlook(大目に見る)
V:Voice(声に出す)
E:Effort(努力)

条件をつけないで聞くことは、コミュニケーションの基本です。

また、ヒラメキを邪魔しているのも、
それまでに積み上げてきた、自分なりの思考パターンです。

多くのヒラメキは、人の言葉を通してやってくるので、
素直に「聞く」ことがなければ、膨大なチャンスを逃すことになります。

仕事以外の人間関係でも、
「聞く」ことをないがしろにし始めると、関係に亀裂が生じます。

夫婦や恋人同士の関係が冷めていく時など、その最たるものでしょう。

そして、人間関係を持続するためには、「大目に見る」こともとても大切です。

そうでないと、目に見える所作にとらわれ、その人の心が見えなくなってしまいます。

人間は失敗をするもの。

また、「良かれ」と思ってしていることが、
時と場合によっては、別の意図として映ることもあります。

信頼のないところに人間関係は成り立ちません。

また、相手を信頼するには、自分自身を信頼していなければなりません。

人に対して、大目に見る選択肢もあるところを、
鬼の首を取ったかのごとく、誤りを大仰に指摘している時は、
自分を信頼できていない時です。

だから、相手を信頼できなくなっているのです。

相手を大目に見ることができるかできないかは、
自分自身の状態を見るバロメーターでもあります。

何もかもが大目に見れなくなっているとしたら、
自らが価値があると納得した大切な目的、そしてそのための目標を
見失っている可能性がとても高いのです。

意識の焦点が、最も大切なことから瑣末(さまつ)の出来事にブレています。

また、声に出して伝えなければ、相手を不安にさせることもたくさんあります。

自分の裁量で高をくくることで、状況を危険な状態にしてしまうことは、
ことのほか多いのです。

確かに、思いは声に出さなくても、相手には届いていますが、
言葉にしてちゃんと伝えることで、相手もそれを認識できるのです。

感謝の気持ちを声に出して伝えましょう。

称賛を声に出して伝えましょう。

また、不安なところがぬぐえないなら、声に出して尋ねましょう。

会話がなくなると、人間関係は冷えていきます。

感謝と称賛を声に出す職場には、温かな思いやりが通います。

職場の雰囲気も一変するでしょう。

最後に、努力を楽しめる習慣ほど大切なことはありません。

宇宙の真実は「変化」。

常に変わっていきながら、進んでいきます。

だから、変化していく努力を楽しめなければ、
過去にこだわり、過去に振り回され、今をイキイキて楽しめなくなってしまうのです。

人がやりがいを感じている時は、変化を肌で感じ、自らも変化しようとしている時。

それは、幸福の姿でもあります。

幸福はゴールではなく、そのプロセスの状態です。

多くの夫婦が、結婚後、幸福感を薄れて感じ始めるのも、
「変化」を能動的に味わうことを忘れてしまうから。

あんなに楽しかった仕事が、負担になってきているのも同様です。

宇宙は変化しています。

世の中は動いているのです。

なのに、自らは「変化」しようとしなくなっているとしたら、
おもしろく感じれなくなっても当然です。

人間は、繰り返し続けると、
苦なくそれをすることになる習慣獲得システムを持っています。

ですから、同じことの繰り返しでは、そのうちそこに幸福感を感じられなくなるので、
自らを成長させていく創意工夫、その努力なくしては、楽しさを続けることはできません。

これに気づけば、あまり好ましくない出来事も、
自らを成長させる機会ととらえることもできます。

一時的に、「不幸だ」と、とらえる時期が来たとしても、
それを変化させることが可能だし、喜びにもできるのです。

人間の持つ回路は、そのように創られているし、
宇宙もまた、そのようにしてあるのですから。

「役立つ仕事術」はブログですので、一話一話は、その時のテーマのお話をしていますが、
一貫して流れているテーマは、たった一つのこと、「愛でする仕事」です。

それは、取りも直さず、自分らしく仕事する究極のテーマでもあるからです。

ぜひ皆さんも、素直に聞き、大目に見るところは大目に見て、
愛、感謝、称賛を声に出し、努力を楽しむライフスタイル、ワークスタイルを
エンジョイして頂ければと思います。

明るい未来のために。

2009.10.29|ブログ